酒乱の父が禁酒をして笑顔を取り戻す

父が禁酒をしました。30年にも渡り、毎日のようにお酒を飲んでいました。そのお酒の飲む量も半端なく、見ていてとても心配でした。母親も辞めてくれるようにと頼んでいましたが、辞めませんでした。

 

時折、お酒を飲むと、酒乱になることがあるのも困りました。軽度の酒乱ですが、いつ酒乱が起きるかと家族もビクビクしていました。お酒が無いと、とても不機嫌になる父親でした。

 

タバコは辞めれるけど、お酒だけは辞めないという頑固なところもあります。1日にビールを5本も飲む父は、とにかくお酒臭いのが困りました。家の中にビールの臭いが漂い、気分が悪くなってしまうのです。

 

酒臭い口で話されると、本当に気持ち悪くなってしまいます。いつも顔が赤く、酔っているようなだらしない姿を見るのも辛かったです。そんな父が禁酒に目覚めたのは、友人がお酒の飲みすぎで肝臓を壊してしまったからでした。

 

いつもその友人と一緒に飲み屋に行っては、そのお酒を大量に飲み歩いていたのです。3度の飯よりもお酒好きという友人は、40代半ばにして肝臓をやられてしまったのです。

 

1ヶ月以上も入院することになり、やつれてしまった友人を見て、金酒をしようと思ったようです。やっと禁酒に目覚めてくれたのかと家族が喜びました。

 

父が考えた禁酒方法は、お金をすべて母親に渡してしまう方法でした。お酒を買うお金が無ければ、自分でお酒を買うことができなくなります。お給料が入ったら、すぐに母親に渡してしまうのです。

 

手元にお金が無いし、友人も飲みに行かなくなれば、自然とお酒から遠のきます。また、家の中からお酒を全て無くし、飲む時に使っていたグラスを全て捨ててしまいました。

 

お酒よりも、食事を食べるようにもしていました。食事をしっかりとすれば、お腹がいっぱいでお酒を飲むことができなくなります。特に、こってりとした料理を食べるようにしていました。

 

飲み物は、お酒の代わりに野菜ジュースを飲んでいました。口が寂しい時には、ガムを噛んでいました。どうしてもお酒が飲みたい時には、子供用のなんちゃってビールを飲んでいました。

 

見た目がビールっぽく、目で楽しんで頑張ったようです。本人も、健康的な食事と生活で、笑顔を取り戻していました。アルコール依存症でもあり、常にイライラしていたのに、そんなイライラも無くなりました。

 

本人も、お酒を辞めて良かったと喜んでいました。「今まで迷惑をかけてごめんな」と謝ってきたのも嬉しかったです。